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パソコンのNEC
かつては国民機とも呼ばれたほど普及し、PC-98とも呼ばれていたこのシリーズは、各社専用にカスタマイズされたマイクロソフト社のBASICをベースにした時代の終盤から、MS−DOS時代の以前、マイクロソフト社のBASICの時代から、マイクロソフト社のWindowsが登場・本格的に普及していく時代まで、その期間訳15年間という長期に渡って、 NECのパソコンの主力商品として製造販売が続けられました。PC-98シリーズの主力はデスクトップ型でありましたが、その他のシリーズとしては、モニタ一体型のCシリーズ、ラップトップ型としてモニタに液晶やプラズマディスプレイを使用し、そのボディが小型化されたL/Tシリーズ、それよりもさらに小型化されたノートパソコンの「98NOTE」も多数、発売されていました。
Windows以降の巨大な勢力であるPC/AT互換機とも激しい競争を繰り広げたことでも有名です。
しかし、そのPC−98の時代も長くは続かず、Windows機の上でもPC-98のソフトウェアが動作する機能など、Windows機のメリットが高いことや、当時はマイクロソフト社の世界的な勢いもあったことなどから、徐々にPC−98の勢いが奪われてゆき、現在では、NECとしてもPC-98は終焉を迎えることとなります。
その後は、PC-98シリーズが影に潜めてしまったあとでも、
NECはデスクトップ型パソコンの「VALUESTAR」やノート型パソコンの「Lavie」を引っさげて、パソコン市場の中で戦っています。
(VALUESTARは富士通のFMVに対抗する目的で生まれた商品。現在は水冷式のモデルも登場しており、Lavieは、標準搭載のウェブカメラを利用したWindowsへのログインが可能になっています。)
また、NECはディスプレイの接続部の規格が共通規格とは異なるため、
他のパソコンに流用できないことや、
リカバリCDが無く、その代わりパソコンのハードディスク内にリカバリに必要なデータが入っていたりと、
他のパソコンメーカーなどとは違う面が多々あるため、使用には注意が必要ではないかと思います。
(リカバリデータを誤って消去してしまい、リカバリが不能になるケースを筆者も体験しました(汗)
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2017/11/10 更新